マグロを本格的に狙い始めて3年。昨年の1月18日に13.5キロを釣った後、沈黙していましたがようやくいいサイズのマグロを釣ることができました。
月曜日、このタイミングしかないと思って【たいし丸】さんでキハダ狙いに行ってきました。
6時半に港を出港。
船は調子のよかった東方面に向けて走って行きます。

途中、単発ながら大きなシブキも見られましたが、全くチャンスらしいチャンスもなく、昼前に西方面に移動。
すると、しばらくして30キロ~40キロ級のボイル発生。
しかし、足が速くなかなかチャンスになりません。魚が沈んだ後の誘い出しも出てくる気配はありません。
そんな時、もう少し西側で頭を上げていると無線が入電。
すぐさまポイントに向けて船を走らせます。
すると、途中大量のサンマが水面をピョンピョンと跳ねています。そして、その下にはマグロが。
さらに、船に向けてサンマが近づいてきました。これはチャンスと思いキャストすると、ルアーがナブラにドストライク‼︎
着水後、ルアーの横で1発出たあと、今度はルアーにバイト‼︎
フッキングも決まり水面直下で頭を振ってルアーを外そうとするマグロ。
それに耐えていると、今度は下にむけて40m程突っ込んでいきます。
PE8号をセッティングしているのでこちらも強気で強めのドラグ設定で2度ほど突っ込みを耐えていると、急にラインテンションが…。
外れたと思っていたら、なんとスプリットリングが伸びてしまってました。

よく見ると私が間違えて小さいサイズのリングをつけてしまってたみたい・・・。
悔やんでも悔やみきれないミスでバラしてしまいました。
その後は単発で頭を上げてはいるものの、大きなチャンスにはならず、さらにプレジャーボートがたくさん出てきてタイミングも合わせずらくなってきました。
プレジャーボートの機動力には絶対なかわないので、船長の判断でプレジャーボートからは徐々に離れて沖の方に少しずつ船を移動していると目の前でサンマが、
さらにその後でマグロがシブキを上げてサンマを追っています。
1投目はチェイスだけ。
そして2投目、ついにその時が…
バイトした後、さっきと同じように頭を振ってルアー外そうと暴れます。
外れないとなると、今度は水面直下を円を描くように約20m程走ったあと、今度は下に40m程突っ込んで行きました。




さっきの事もあるのでドラグは弱めに設定。時間をかけてでも大事に取り込もうと、慎重にやり取りする事約18分位。
ようやく取り込みに成功↓


念願のひざ置き写真
上がった瞬間、『よっしゃ~』の雄叫びと船長との握手。
この瞬間がたまりません。
ただ、いつもと違ったのは、家族や社長はじめ会社の仲間、いろいろアドバイスしてくれる船長方、応援してくれる友達、そして魚の顔が思い浮かんで
感謝の気持ちがこみ上げてきました。
こんな、感情になったことはこれまでありませんでした。
その後は1回いいチャンスがあり、ジョインテッドクローマグナムを投げ込んだのですが、80キロ級のチェイスがあったもののバイトには至らず、

ナブラもなくなったので納竿となりました。
港に帰って検量した結果、

血抜きのみで42キロ。(ロープを外すと42キロ)
最近の和歌山ではアベレージサイズですが初の大型マグロに大満足でした。
そして前日、ベイマルチョウの店長とマグロ釣ったら魚拓撮って店に飾ろうと約束していたので、腹も取らずにお店に。
いつも素晴らしい魚拓を撮ってくれる森岡さんがわさわさお店まで来てくれて魚拓を撮ってくれました。


しばらく時間がかかるみたいですが完成が楽しみです。
最後に
いつも応援してくれる社長はじめ会社のみんな。イヤな顔ひとつせず釣りに行かせてくれる家族。いろいろアドバイスしてくれる将軍丸船長、第八大洋丸船長、たいし丸船長。マグロに負けない身体に鍛えてくれる加圧リバーアップのよっちゃん。マグロをトランスポートしてくれた中島さんとイマジー。いつも無理を聞いてくれて魚をさばいてくれる酒楽の晶生くん。他にも私に関わってくれる全ての方々に感謝します。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
キハダを食す編はまた後日^_^